βカロテンの含有量が野菜の中でもトップクラスでにんじんは緑黄色野菜を代表する野菜です。にんじんの皮部分にはβカロテンが豊富に含まれており、皮ごとすりおろし丸ごと1本使うことで栄養を余す事なく摂取できます。炊飯器を利用し、簡単に作ることが出来るため、子どものおやつなどにも最適です!⭐️☺️
◯材料◯
- ホットケーキミックス…200g
- 牛乳…100ml
- にんじん…1本(中)
- サラダ油(生地に混ぜる用)…大さじ1
- サラダ油(炊飯器に塗る用)…小さじ1
- 卵…1個
- レーズン…ひと掴み
◯作り方◯
①にんじんはきれいに水洗いし、ヘタ部分を切り落としてすりおろしておく。

②ボールにホットケーキミックス、牛乳、卵を入れて泡立て器で混ぜる。

③②にすりおろしたにんじんとサラダ油(大さじ1)を入れて混ぜ合わせる。

④レーズンをひと掴みほど③に加えてシリコンのベラや木べらなどで軽く混ぜる。炊飯器に小さじ1のサラダ油をキッチンペーパーなどで伸ばしながら、塗る。(炊飯器の下半分程の範囲で可)その後、生地を流し入れる。炊飯器の調理モード又はケーキモードで40分加熱する。


⑤加熱が終わるとこのような状態になります。

網などにひっくり返し、粗熱が取れるまで冷まします。

粗熱が取れたらお好きな形に切ります。断面図はこんな感じです。


にんじんがたっぷり入っているため、しっとりしており時間が経過してもパサつきにくく美味しく食べられます。
🍳栄養士の栄養豆知識🍳
🥕にんじんに含まれる栄養について🥕
にんじんには主に、βカロテン、カリウム、カルシウム、食物繊維、ビタミンCが多く含まれています。特に多く含まれているβカロテンについて説明します。
🟠βカロテンの働き🟠
目や皮膚の健康維持や活性酸素の抑制…βカロテンは夜間視力の維持や皮膚の健康維持に役立つ他、がんや老化を引き起こす活性酸素の発生を抑え、除去する働きがあります。加齢に伴い体内で作られる酵素の量が減少するため、にんじんなどの食材から栄養を補うことはとても重要です。
体内でビタミンAに変換される…体内のビタミンAが不足している時のみ、ビタミンAに変換されます。レバーなどの動物性食品に含まれるビタミンAは過剰摂取すると、健康に悪影響を及ぼす事がありますが、βカロテンは必要な分だけビタミンAに変換されるため、過剰摂取による心配はありません。
🟠にんじんの皮の栄養🟠
にんじんの皮には、βカロテン、ポリフェノール、ビタミンC、食物繊維などの栄養素が可食部に比べて多く含まれてます。そのため、皮ごと調理する事でにんじんに含まれる豊富な栄養素を余す事なく摂取することができます。皮ごとすりおろしたり、煮込み料理に使用する方法がオススメです。
栄養が豊富に含まれるにんじんを丸ごと使用し、栄養たっぷりで美味しい蒸しパンです。炊飯器調理で手軽に作る事ができるため、子どもさんのおやつにも健康的な大人のおやつにも最適です❣️ぜひ作ってみてくださいね✨
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