◯材料◯
- 豚こま肉…200g
- 卵…3個
- 小松菜…3束
- ちくわ…2本
- 鶏がらスープの素…小さじ1
- オイスターソース…小さじ1
- 片栗粉…大さじ2分の1
- 塩コショウ…少々
- 塩…ひとつまみ(卵味付け用)
- サラダ油…大さじ1
- ごま油…大さじ2分の1
◯作り方◯
①小松菜は根本の部分を切り落とし、3〜4センチ幅に切る。ちくわは斜め切りにしておく。

②卵はボールに割りほぐし、ひとつまみの塩で味付けしておく。フライパンを熱してサラダ油を敷き、卵を流し入れる。スクランブルエッグを作る要領で箸で少しずつ混ぜ合わせる。出来上がったら一度トレーなどに出しておく。
卵は後で他の具材と炒める際に少しバラバラになるため、ここでは細かくし過ぎない様に大きめのスクランブルエッグに仕上げておくと良い。細かすぎると食べにくくなってしまいます。

③豚こま肉に片栗粉をまぶしておく。(大まかにで大丈夫です)

④フライパンを熱してごま油を敷き、豚肉を入れて炒める。半分くらい白っぽくなってきたら塩コショウを加えて炒め、小松菜とちくわを加えてさらに炒める。

⑤小松菜がしんなりしてきたら、先ほど炒めた卵を加え、オイスターソース、鶏ガラスープの素を加えて混ぜ合わせる。調味料が全体に行き渡り馴染んだら完成です。
強く混ぜ合わせると卵がバラバラになってしまうため優しく混ぜ合わせる様にしてください



🍳栄養士の栄養豆知識🍳
🥬小松菜に含まれる栄養について🥬
1.カルシウム…丈夫な骨や歯を作るのに欠かせないため、不足すると骨粗鬆症の原因となります。ビタミンKを一緒に摂取すると取り込まれたカルシウムを体外に排出するのを抑えてくれるので、どちらも豊富に含まれる小松菜はとても優秀な野菜です。カルシウムの吸収率を上げるには、ビタミンDが多く含まれる乳製品、きのこ類、卵、鮭などと一緒に食べると良いです。そのため、今回の調理法の様に卵と組み合わせる事で豊富に含まれるカルシウムを効率よく摂取することができます。
2.カリウム…ナトリウムと共に細胞の浸透圧を正常に保つ働きのあるミネラルです。ナトリウムの摂取が多いとカリウムが働き、体外に排出するため、高血圧やむくみの予防・改善に役立ちます。
3.鉄分…酸素と結びついて身体中に酸素を運ぶ働きをするミネラルです。不足すると貧血や頭痛、倦怠感、めまい、集中力の低下、筋力の低下などの症状を引き起こします。
4.ビタミンC…コラーゲンを合成したりメラニンの生成を抑制する働きがあるため、シミそばかす予防やハリのある美肌づくりに役立ちます。
5.ビタミンK…出血時の血液を凝固させる働きやカルシウムが骨に沈着するのを助けます。脂溶性のビタミンで、油脂と一緒に摂ると体内への吸収が良くなります。そのため、油で炒めるという今回の調理法は栄養吸収において良い調理法です。
6.βカロテン…紫外線、喫煙、ストレス、飲酒などから過剰に作られる活性酸素から体を守り、老化や生活習慣病を予防します。
豚肉と卵、さらにちくわを加える事でたんぱく質をしっかり摂取することができ、栄養豊富な小松菜を組み合わせる事でカルシウムや鉄分なども合わせて摂ることができます✨食べ応えのあるおかずであるため、メインにも良いですが、味付けはあっさりしているため、あっさりした魚料理がメインの日の副菜としても良いと思います。卵の黄色が鮮やかで、こどもも喜んで食べてくれます👦💕ぜひ作ってみてくださいね❣️


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